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上期の業績見通しについて~社長コラム第31回~

10月6日、2027年3月期第2四半期(中間期)の業績予想の修正を発表いたしました。


売上は計画どおり、利益が大きく上振れ

中間期の営業利益は、当初予想の1億円から1億7,500万円へと、75%の上方修正となりました。経常利益は9,500万円から1億7,500万円へ、中間純利益は6,500万円から1億2,000万円へ修正しております。


一方、売上高は33億7,500万円と、当初予想からほぼ変わっておりません。売上が計画どおりのまま、利益が大きく伸びたということです。同じ売上から、より多くの利益を生み出せるようになった。つまり、事業の質が上がってきた結果だと我々は考えております。前年同期の営業利益は約1億円でしたので、約1.7倍の水準になります。



IT&コンサルティング事業:AIを中核としたサービスが拡大

IT&コンサルティング事業では、第1四半期から稼働率が堅調に推移しております。稼働率とは、コンサルタントやエンジニアが、お客様のプロジェクトで実際に仕事をしている時間の割合のことです。この稼働率が高い水準で推移していることが、利益を押し上げております。


あわせて、成長戦略と位置づけているAIを中核としたサービス・事業も、順調に拡大しております。当初予想に対し、売上で1,600万円、セグメント利益で4,600万円の上振れとなる見通しです。



アウトソーシング事業:AIコールセンターの受託に向けた準備が進む

アウトソーシング事業では、旧来型の案件の一部で、お客様のご都合による契約縮小がありました。しかし、マザーセンターなどのプロジェクトで効率化が進み、利益率が向上しております。


マザーセンターとは、大規模なコールセンターを本格的にAI化する前に、一部の業務でAIを試験運用し、効果が見込める業務の型を作り上げるセンターです。ここで作った型を、より大きな拠点へ広げていきます。こうした取り組みを土台に、AIコールセンターの受託に向けた体制整備も進みつつあります。この結果、当初予想に対し、売上で800万円、セグメント利益で2,100万円の上振れとなる見通しです。


なお、人材の採用・育成への投資は積極的に続けながらも、販売費及び一般管理費は抑制できております。



上期の数字について

8月に発表した第1四半期の営業利益は、約1億3,600万円でした。上期合計の1億7,500万円から単純に差し引くと、第2四半期だけでは約3,900万円となり、第2四半期で減速したように見えるかもしれません。


しかし、これには2つの理由があります。


1つ目は、第1四半期に自社ソフトウェア製品の一括売上があったことです。一括で計上される売上は、どの四半期に入るかによって利益の数字を大きく動かします。第2四半期の利益が減少したというより、第1四半期にその分、一時的に多くの利益が出ていたということです。


2つ目は、株主優待のコスト(数千万円規模)が、9月末に半期分まとめて計上されたことです。


こうしたことから、四半期単位で比べるよりも、上期を通算して見ていただくほうが、実態に近いと考えております。



通期の見通しについて

通期の営業利益予想は4億1,000万円としており、今回は変更しておりません。


上期の1億7,500万円は、通期予想に対する進捗率(年間の目標のうち、どこまで達成したかの割合)で見ると約43%で、まだ半分には届いておりません。ただ、当初の上期予想1億円は進捗率で約24%の想定でした。それと比べると、計画より前に進んだ状態で下期を迎えております。


それでも、通期予想は今回見直しておりません。当社の売上のうち、毎月積み上がるストック型の売上は見通しが立てやすい一方、プロジェクトごとのフロー型の売上で見通せるのは、すでにご契約をいただいた分だけです。下期には、これから受注していかなければならない案件がまだ残っております。


そのため、現時点で通期の数字を見直し、新たな予想値をお示しすることは難しいと判断いたしました。上期の業績は計画を上回る見通しですが、通期の業績予想を修正するには、まだ十分な見通しが立っていないということです。見直しが必要となった際には、速やかに公表いたします。



今後に向けて

稼働率の向上、AIを中核としたサービスの拡大、マザーセンターでの効率化。どれも、我々が進めてきた成長戦略が、数字として形になりつつあることを示していると考えております。


下期も気を引き締めて、この流れを確かなものにしていく所存です。


引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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