本日、6月25日に当社の株主総会が無事に終了いたしました。株主の皆様におかれましては、日頃からの温かいご支援に重ねて感謝申し上げます。株主総会において株主の皆様からいただいた主要な質問と、それに対する当社の回答を掲載させていただきます。
【質問1】
コールセンターというマーケットは今後広がるのか。他の領域への展開を考えていないのか。
【回答】
日本のコールセンターマーケットは、ITと業務のアウトソーシング(人がオペレーションを行う部分)を含めて、1.5兆円から2兆円の規模があると言われています。
私どもバーチャレクス・グループは、元々業務のアウトソーシングを大規模展開することを志向しているわけではなく、コンサルティング・テクノロジー・オペレーションの3つのスキルを融合して、効率的で高品質なコールセンターへと導くことを目指してきました。今後はAIの進展とともに、この1.5兆円のマーケットがAIによって置き換わっていくと考えております。すなわち、AIを含めたテクノロジーの領域が大きく広がることになります。この広がりは決して小さなものではありません。私どもはこの領域でAIによる変革を牽引しながら、ビジネスを拡大していきたいと考えております。
【質問2】
AIが進化しAIエージェントが広がってくると、そのAIエージェントはどこまでの業務を担えるようになるのか、その広がりの範囲について。
【回答】
コールセンターにおいては、今後さまざまなAIエージェント(特定の業務を自律的に実行するAIシステム)が必要になると考えております。
例えば注文を受け付けるAIエージェント、問い合わせに回答するAIエージェント、製品やサービスの詳細を説明するAIエージェント、住所変更などのお客様情報の変更を受け付けるAIエージェントなど、用途に応じた多様なAIエージェントが求められます。これらのAIエージェントが連携しながら、一つのコールセンターの中で稼働するようになるものと考えております。また、これらのAIエージェントをまとめてコントロールするようなAIエージェントも必要になります。一つのAIエージェントがすべてをこなすのではなく、それぞれの領域の専門のAIエージェントが協力しながらチームを作り、一つのコールセンターを運営する、そうした流れになってくると考えております。
【質問3】
利益率向上の考え方、値上げ等は行っているのか。
【回答】
サービス単価の値上げ等につきましては順次行っております。しかしながら人件費も上昇しているため、その分が利益率の向上に直ちに跳ね返る状況とはなっておりません。
一方で、AIをクライアントの業務に導入する等のサービスが増加しております。これらのサービスにおいてAIの使用量などが組み込まれることにより、プロジェクトの売上利益率は向上しつつあります。また、サービスを提供するにあたり、社内でのAI活用による効率化なども業務の生産性向上につながり、これも利益率の向上をもたらすものであります。さらに、スタッフの稼働率なども受注量の増加により向上させることができており、全体の利益率の底上げになっております。従来型の利益率向上策に加え、AIの提供や活用などで利益率の向上を目指すことが重要と考えております。
【質問4】
株主優待は継続するつもりか、優待をもしやめたら株価にも影響するのではないか。
【回答】
昨年の8月に株主優待制度の導入を発表して以来、当社の株主数は5倍近くに増加しております。株主還元の方針につきましては、株主優待を含めて発表させていただいておりますが、現時点においてその方針に変更はございません。利益を継続的に拡大させ、適切な株主還元を行いながら、企業価値および株主価値の向上に努めてまいりたいと考えております。
【質問5】
TENKEIのビジネスは将来的に、売上利益の観点でどのようなビジネスになるのか。
【回答】
TENKEI(無限の組み合わせから最適な条件を導き出す自社開発のAIプラットフォーム)のビジネスは、一つの工場に対して、まずPoC(概念実証:仮導入による効果の検証)を行い、その効果が確認された段階で本格導入するという流れになります。
そして、一つの工場で本導入が進むと、その企業様の他の工場へと横展開していくことができます。また、その企業様だけでなく、他の企業様にも同様に横展開していきます。このような流れを通じて、TENKEIのソフトウェア使用料を積み上げていくビジネスモデル(継続的に収益を得るストック型ビジネス)を構築しております。この使用料を積み上げていくことにより、数年後には数億円の売上で、(売上総)利益率40%以上を目指してまいります。
以上が、今回の株主総会における主要な質問とその回答のまとめです。
株主の皆様には、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。






