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直近のIRリリースについて~社長コラム第28回~

先日、2件のIRリリースを行いました。その件について簡単にご説明いたします。


▪️三菱総研DCS様との業務提携について


三菱総研DCS株式会社様との業務提携を締結いたしました。発表内容はこちらをご覧ください。


1年以上前から両社は協業し、顧客接点領域において最新のIT技術・AI技術をベースとした革新的なプロジェクトを実施してまいりました。この協業の実績をさらに拡大し、スピーディーに市場に展開していくために、この度改めて業務提携という形で両社の戦略的な協業内容を確認したものです。


当社は創業以来、顧客接点領域においてCRM(顧客関係管理)、コンタクトセンター、次世代AIコンタクトセンターなどをテーマにコンサルティングやITソリューション提供を行ってまいりました。これらの領域は主に大企業様向けです。三菱総研DCS様と協業することで大企業様向けの支援をより広く、大きく実施可能になるものと思っております。


顧客接点領域の中心であるコールセンター(コンタクトセンター)へのAIエージェントの導入は、コールセンターという単位すら無くす可能性があります。AIエージェントにとっては、コールセンターで顧客(エンドユーザー)のアクセスを待つ必要はありません。顧客の近くでAIエージェントとして常に寄り添い、必要なサポートやアドバイスを必要な時に行うことが可能です。そうなるとコールセンターのプラットフォームというIT領域ではなくなります。この点においても、三菱総研DCS様のより広いIT技術力と、両社のAI力が生かせるものと考えます。今後両社の強みを生かし、新たな顧客接点の創造に邁進していきたいと思います。


▪️「TENKEI for 生産計画」の伊藤ハム米久プラント株式会社様への提供開始


当社の独自AIサービス「TENKEI」が、伊藤ハム米久プラント株式会社様へ正式に提供開始されました。発表内容はこちらをご覧ください。


TENKEIは、生成AIや機械学習といったAIとは異なるAIです。進化計算、あるいは遺伝的アルゴリズムと言われる領域で、生物の進化の仕組みを使ったAIです。簡単に言うと無限にある組み合わせの中から、指定した条件に最も適した組み合わせを選定するAIです。無限に近い組み合わせを一つ一つ計算した場合、パソコンを使っても100年以上かかります。これを生物の進化の仕組みを使って計算すると数分で最適解を得られます。


当社はこの仕組みを生産計画にあてはめ機能開発をしてまいりました。生産計画においては、納期、材料、中間品、ライン組み換え時間、歩留まり(良品率)など、ある製品を製造するときに関連する変数や制約事項がたくさんあります。そして、それらは製品毎に異なります。「どの製品をどんな順番で製造することが最適なのか?」を導き出すには理論上無限に近い組み合わせの中から最適解を見つける必要があります。これをTENKEIが計算します。


今まで様々なメーカー様の工場でPoC(概念実証:テスト的に走らせて結果を検証するプロセス)を実施してまいりました。このPoCにおいて結果が有効であることが確認されると本番環境に導入します。今回、伊藤ハム米久プラント株式会社様において、そのTENKEIの本格提供が開始されたものです。現在、TENKEIはその他多くの企業様でもPoCが行われております。今後はそれらが順次本番リリースされることを期待しております。

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