先週末、2026年3月期 第3四半期の決算発表を行いました。 営業利益・経常利益ともに前年同期比で大幅な増益となり、IT&コンサルティング、アウトソーシングの両事業ともに順調に推移しております。特に成長戦略の柱である「AI関連サービス」の案件実績も着実に積み上がっており、年度末に向けてさらに業績を伸ばしていきたいと考えています。
先日のIRイベントでは、多くの投資家の皆様から熱意あるご質問をいただきました。この場を借りて、特に関心の高かった事項に回答させていただきます。
1. 事業戦略と成長モデルについて
(Q1)業績に変動があるように見えるが、人員増強によるキャパシティ拡大で成長するモデルなのか?
コロナ禍の特需(緊急コールセンター運営等)が収束したことで、表面上の売上数字は一服したように見えますが、特需を除いた「戦略事業(本業)」ベースでは2021年以降着実な増収増益を継続しています。今後の成長には「営業量」と「実行体制」の高度なバランスが不可欠です。キーマンとなる人材の拡充は成長のエンジンであると捉え、採用・教育・リテンション(定着支援)といった人材戦略を最優先事項として強化してまいります。一方、当社事業の成長モデルは人員拡大によるフロービジネス売上のみに依存するものではありません。自社製品やITソリューションの導入・提供によるストックビジネス化による安定的成長との両輪を目指すものであります。
(Q2)「企業と顧客の接点」と何か具体的に説明してほしい
Web、アプリ、SNS、チャット、そして電話。これら非対面チャネルすべてが、企業のマーケティングからカスタマーサクセスまでを繋ぐ「顧客接点」です。 私たちは、この接点において「戦略コンサル」「IT導入」「実務運営(BPO)」を一気通貫で提供できる唯一無二のパートナーを目指しています。
2. AI・DX領域の優位性について
(Q3)競合他社に対する強みは?
我々の最大の強みは、「コンサルティング」「IT」「現場運営」という3つの視点を併せ持っている点にあります。一般的なAIベンダーやコンサルティング会社が「理論や技術」に留まるのに対し、我々は「現場の実務知見」を有している点が最大の差別化要因です。現場で何が起きているかを知っているからこそ、実効性の高いDXを提案できます。
(Q4)将来的にコールセンターはAIのみで完結するのか?
定型業務の置換は進みますが、すべてが置き換わることはありません。 AIは膨大な知識(IQ)を持ちますが、顧客の感情に寄り添い、納得感を引き出す「対話の機微(EQ)」は人間が得意とする領域です。我々は長年の研究対象である「対話の妙」をAIに学習させ、AIと人間が高度に共生する形を提示していきます。
(Q5)「Virtualex AI-CC Service」の導入状況は?
現在、金融、流通、公共サービスなど、「高い専門性」と「ホスピタリティ」の両立が求められる業種を中心に、具体的な導入検討が進んでいます。
3. 上場維持基準と株主還元について
(Q6)グロース市場の上場維持基準への対応や、市場変更の可能性は?
「事業成長による企業価値向上」が最大の対策であると考えています。IR活動を一層強化し、投資家の皆様の期待感を醸成してまいります。市場選択については、あらゆる選択肢を排除せず検討しておりますが、現時点で決定している事柄はございません。
(Q7)株主優待(QUOカード)の継続性について
導入後、株主数および流動性は大幅に向上しました。「200株以上」という基準設定によりコストも想定内に収まっており、現時点で変更の予定はございません。株主の皆様との長期的な関係構築を大切にしてまいります。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。






