エンジニアAzure
ソリューション部
石橋 亮太
Ryouta Ishibashi
タイムインターメディア
2016年入社
ブロックチェーンの仕組みを
様々な分野で
応用ソリューションとして展開
新技術に関わり、
いち早く試すことができる
私は入社後、学校システムの開発・保守を担当し、一昨年からAzureソリューション部でブロックチェーンを活用した業務アプリケーションの開発・保守全般を担当しています。
仮想通貨の基幹技術として注目されるブロックチェーンですが、その本質は分散台帳技術と呼ばれるデータ管理手法にあります。当社では、偽造防止という高いデータの信頼性、トレーサビリティ、障害に強い冗長性、他システムとの容易な連携といった特徴を活かして、様々な分野で応用ソリューションを展開しています。
具体的には、ビジネスにおける様々なやり取りをよりセキュアに行えるようにする、本人確認をより確実に行えるようにする、顧客の個人情報や大切な内部情報を決して漏洩させないなどの目的で、金融、保険、不動産業界を中心に関心、引き合いが高くなっています。また、面白いところでは、社内のみで使用できるプライベートコインとしての利用にも採用されています。その仕組みを導入した企業では、すべての社内決済においてブロックチェーンの仕組みを使用しています。
私たちの業務は、その多くがお客様から直に受ける案件であり、開発業務ではシステム設計からコーディング、ソースレビューまで全般を担当します。また、大手SIerの元で仕事をする場合でも、当社が持つブロックチェーンについての技術提供を求められて関わるため、開発については私たちが主導する立場です。それだけに、先端を走っているという自負がありますね。ブロックチェーン関連の開発を手掛けているメンバーは7名で、月に最低でも2件、多い時は4件くらいの案件に関わっています。
当社における開発という仕事の面白さは、新技術に関わり、いち早く試すことができることです。加えてお客様と長いお付き合いになることも多いので、自分たちが造り上げたものをお客様に実際に使ってもらい、喜んでいただけることに尽きると思います。
前に担当した国立高専の入試教務システムの開発で、他のベンダーが開発した学生情報統合システムと連携させたシングルサインオンの仕組みを実現し、お客様から高い評価と感謝の言葉を頂きました。それまで手掛けた中で最も大きな案件であったことから、やり遂げて結果も出すことができて、一番うれしい出来事でした。
マネジメントの傍ら、
高度な開発ができるエンジニアになる
私がTIM入社を決めた理由は、Web系SIerの中でも高い技術力を持ち、勉強熱心なエンジニアが多いことに大きな魅力を感じたことです。また、個人的には文教、大学系のシステムに興味を持っていました。
エンジニアが中心の企業なので入社前はかなり堅い会社かと思っていましたが、雰囲気に堅苦しさはなくフレンドリーですね。特に私たちのチームは20代が中心で、上も30代後半くらいまでなので、業務の質問や相談事があれば気軽に乗ってもらえます。議論の必要があれば、その場ですぐに打ち合わせができるフレキシブルな環境です。
2年前からは後輩への指導をしながら、新しい技術の習得に取り組んでいます。技術関係の書籍は価格がかなり高いのですが、補助制度があるので助かっています。
今後も開発の現場にはずっと関わっていたいので、現場にいながらマネジメントをこなして、設計・高度な開発ができるエンジニアになることが目標です。