1月16日の発表について~社長コラム 第7回~

1月16日に業績予想の修正を発表させていただきました。修正の内容は発表させて頂いたとおりでありますが、下方修正となったことについて株主の皆様にお詫び申し上げます。再発しないよう経営力、営業力の向上に努めたいと思います。また、今後の企業価値向上に向けてリーダーシップを発揮し、実績を出すことが私の責任だと思っております。

 同時にタイムインターメディア社(以降TIM)の子会社化に向けた合意に関する発表もさせて頂きました。詳しくは[子会社の異動および第三者割当増資による発行される株式の募集に関するお知らせ]をご覧ください。簡単に申し上げますと、TIM買収は既存株主から現金で取得する部分と一部については弊社の株式を発行してその株式を割り当てる方法の組み合わせにより実施するものです。現金部分がほとんどではありますが、TIMの主要メンバーに弊社の株を一部持って頂くことでグループの企業価値向上に向かったインセンティブとなるため、このような組み合わせ方式にしております。

 今まで弊社はCRMを中心とした事業領域においてサービスを提供してまいりました。今後は既存領域での成長に加え、TIM社の事業による成長によりグループ全体の成長を加速させたいと考えております。また、TIM社のAIやオープンソースなどの技術を弊社のサービスに加えることで新たなサービス開発も可能となります。更に弊社のコンサルティング力をTIM社の文教ソリューションやWebソリューションに加えることで、TIM社の事業に付加価値を加えることが可能です。

先行してTIM社と共同開発したチャットボット作成クラウドサービスのKiten(キテン)は、手続きや問合せを自動で受付・回答するロボットを構築することができます。これは弊社のCRM領域における知見とTIM社の技術力を合わせて構築したサービスです。このような協業によりIT企業やCRM企業が単独では構築できないサービスやソリューションを今後も開発していきたいと思っています。

 バーチャレクスグループは、コンサルティング力と技術力をエンジンとし、CRM、文教、Webフロント領域において企業や団体の変革と成長に貢献するサービスを提供してまいりたいと思います。